「ものづくり」を映像付きの解析で「見える化」
「気づくことの大切さ」をシステムで実現しました。
ものづくり企業さまが目指すのは高品質な製品を社員誰もがコンスタントに製作できること。 しかしながら、技術の習得には個人差もあり時間がかかります。 また、技術のコツや手順といった伝承方法にも個人差があり、新人など後継者が悩む原因でもあります。 企業の皆様が望む共通の想いは「伝えたいこと」を誰もが「わかる」こと。
そんなご要望にお応えして実現したのが技術伝承システム「KIZUKI」です。 メインのシステムは映像と解説が一体となったベテラン者の技術継承ツールですが、その他にも 業務改善ツール、費用削減ツール、等、企業様が抱えるあらゆる課題の「カイゼン」にご利用いただけます。
「いまの現場の課題を知る」がKIZUKIのスタート
「他者との違い」が理解できるサポートシステムです。
KIZUKIの特長のひとつは、「なにが違うのか」を解説付きの映像で確認できる点です。 「気づく」とは「比較して差や違いを知る」ことから始まります。映像の効果はまさに「百聞は一見に如かず」。さらなる改善効果は「気付き」から「お互い意見を出しあう」というコミュニケーションによる社内活性化につながっていきます。ものづくりは伝承だけでなく改善・改良とともに進化する、そのお手伝いができるシステムでもあります。
企業さまの「カイゼン」ツールとしてのご利用
7つのツール活用で「見て」 「わかる」をみんなで共有します。
企業さまのお悩みは「改善すべき課題がわかりにくい」ことです。 全員が問題点を共有し理解することが改善へのスタートである、とアタマで理解していても、どこから手を付けていいのかがわからないことがカイゼンを中断させている最大の要因です。 そこでKIZUKIでは「改善のステップ」と「7つの特徴」をご提案しております。
■ 改善のステップ
【ステップ1】 やる気が湧いてくる!(全員の理解と小集団活動)
現場におけるシステム化は「理解」と「簡単さ」が必須条件です。 環境整備とコミュニケーションのキッカケになることが皆のやる気につながります。
【ステップ2】 自分で気づいて会話が生まれる! 現状把握を目的に動画に記録します。この「見える化」から「気づき」になり「会話」が生まれます。(内部コミュニケーションの活性化)
【ステップ3】 具体的で効果的なコーチングツールになる! 改善点が具体化すると社内での「作業標準」への理解度が深まり、社内での標準化としてのコーチングツールとして映像等を利用していきます。
【ステップ4】 基準と標準作り!(社員の経営参画) 作業標準の見える化を写真付きの「作業手順書」を作成し現場で統一化を図ります。また定期的に更新を進めていきます。
【ステップ5】 全員参加の継続的な改善! 現場作業における帳票群を「誰でもできる化」ツールとしてご利用いただけるようエクセルで展開・出力します。これにより、現場での追記・編集できることで更なる効率化への自由度が高まります。
■ 7つの特徴
No |
ツール名 |
内容 |
ツール【1】 |
技術ノウハウ伝承 |
独自の動画加工・保存技術を駆使しています。 |
ツール【2】 |
見える化コーチング |
動画をベースに現場での技術指導として活用できます。 |
ツール【3】 |
多能工化支援 |
標準作業の基準や技術の本質が理解できます。 |
ツール【4】 |
生産向上 |
ものづくり現場からの声を集約しデータ分析することで「わかる化」します。 |
ツール【5】 |
モチベーション向上 |
気付きにより会話が促進されコミュニケーションと向上心がUPします。 |
ツール【6】 |
教育 |
ペーパー資料だけでは表現できないことをシステムが優しくサポートします。 |
ツール【7】 |
カイゼン |
作業標準から継続的な改善につなげていくことができます。 |
KIZUKIの具体的機能のご紹介
KIZUKIシステムは「初めてでも使いやすい」です。
KIZUKIの特長としては「使いやすさ」です。 システム内での画像編集画面等の使いやすさももちろんですが、結果として出力される画面でもパソコン初心者でも操作がわかりやすいことによって、見せるだけで社員の皆様に理解が得られるというメリットがあります。 さらに、システム内では分析したい項目が明確化しているので、管理者の方がいち早く分析結果を知りたいというご要望にお応えできる内容になっております。 ここで、システムの一部画面を掲載いたします。
■ 2画面の比較画面から見えてくる作業の違い

■ 撮影動画から任意のシーンを静止画で書き出し

■ 撮影動画から製造原価を算出(見積り根拠にも活用)

その他の機能として
・動画タイムスタンプ編集機能
・工程別能力表作成
・標準作業組み合わせ票作成
・ワークサンプリング作成
等がございます。
お客様の事例ご紹介
KIZUKIの活用でカイゼンされた企業さまの一例です。
【ケース1】自動車部品製造業:H社さま
作業工程での標準化をすすめるに当たり、どこから改善するかお悩みになっていた現場リーダーの方。
個別の作業を見ているだけではわからなかった個人差をKIZUKIシステムの「比較動画」機能によって、同じ作業でも作業者によって効率の差がでることに気づかれました。 このことをキッカケに作業者さま同士でも意見交換が起こり、作業規定や基準を作業員全員で再認識し、改善へとつながり、最終的に標準化がスムーズに徹底された、というケースになります。
【ケース2】食品製造業:I 社さま
社員とのコミュニケーション活性化とあわせ、これまでの作業工程から効率化を目指した標準化に着手しようとされていました。
そこで、KIZUKIシステムの作業比較画像等を利用し、まず社員の話を聞いて回ることで現場の状況や改善点が見えてきただけでなく、話し合いで作業基準や効率の大切さに改めて気づくキッカケになり社員同士の信頼関係も更に増した、というケースになります。
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